Amazon KindleアプリはApp Storeでアップデートされ、Appleの終了規則（最終期限は6月30日）に従い、Kindleストアへのリンクボタンを削除しました。サブスクリプションを提供するアプリはアプリ内課金を利用する必要があり、外部ストアへのリンクはすべて削除する必要があります。ウォール・ストリート・ジャーナルやKoboも、期限を前にして土壇場でこの規則に従った企業です。

AmazonはKindleアプリをAppleの利用規約に準拠させるためだけにアップデートしたのではなく、新聞や雑誌の定期購読をiPadやiPhoneに配信し、アプリの「アーカイブアイテム」セクションから最新号をダウンロードする機能も追加しました。Amazonは、顧客にウェブ上のKindleストア経由で新刊をデバイスにプッシュさせることで定期購読を回避しているように見えますが、自動配信はIAP（アプリ内購入）規則に違反しているのではないかと懸念されます。

2つ目の追加機能では、テキストをハイライトしたり、引用や文章をFacebookやTwitterで友達と共有したりできるようになりました。読んでいる本のテキストを、どちらのソーシャルネットワークでも友達と共有することにこれほど夢中になったことはありません。でも、読書家の皆さん、もう毎週の読書クラブのディスカッションに参加しない言い訳はできませんね。