今日では水分補給量を追跡するアプリは数多くありますが、私にとってこのカテゴリーの旗手は、これまでもそしてこれからも、Funn MediaのWaterMinderです。このアプリは2016年に初めて紹介して以来、大きく進化していますが、素早いデータ入力、わかりやすく使いやすいインターフェース、そして最新のAppleテクノロジーの採用に重点を置いている点は変わりません。バージョン5.1では、WaterMinderのwatchOSアプリがSwiftUIを使用して根本から再構築されました。その他にも、iPhoneとiPadアプリにいくつかの便利な機能が追加されています。

iPhoneとiPadにおけるWaterMinderのデザインの特徴は、一日を通して水分摂取量を記録すると水が溜まっていく、カスタマイズ可能なキャラクターです。このアプリの核となる要素は、今回初めてWatchアプリにも追加され、従来のシンプルな棒グラフに代わって、iPhoneやiPadと同じキャラクターベースの進捗インジケーターが表示されます。

WaterMinderでは、iPhoneアプリとiPadアプリで多数のキャラクターから選ぶことができます。アップデートされたWatchアプリで私が気に入っている点の一つは、iPhoneまたはiPadでキャラクターに変更を加えると、Apple Watchアプリにも反映され、バージョン間のエクスペリエンスの連続性が高まることです。キャラクターの下には、他のバージョンのアプリと同様に、目標達成率と摂取した水分量が表示されます。キャラクターをタップすると、ラベルが目標達成に必要な水分量に切り替わります。

Watch画面の右側には、iPhoneおよびiPadアプリで設定できる3つのドリンクプリセットと「その他」ボタンが表示されます。「その他」画面は、コーヒー、ジュース、ソーダなど、様々な種類のドリンクを回転表示するタンブラー型のボタンにアップデートされました。また、スライダーボタンも追加され、スワイプして飲んだ量を選択し、タップして記録できます。WaterMinderは、たった2つのスワイプボタンで、様々な種類とサイズのドリンクを簡単に記録できます。

デジタルクラウンを少しひねると、WaterMinderのログ（以前のバージョンと同様）と設定にアクセスできます。設定には様々なオプションが用意されているので、試してみる価値があります。例えば、アプリのデフォルトのキャラクターUIが気に入らない場合は、リングや折れ線グラフ、ボタンレイアウトに変更できます。アプリ内で使用されるカップアイコンのスタイル設定もあります。

WaterMinderはiPhoneとiPadアプリにもいくつかの新機能を追加しました。キャラクターの上に点線を重ねて表示し、1日を通しての水分摂取量を目安にできる新しい設定が追加されました。また、設定済みのセットに含まれていない「その他」の飲み物を選択できる、新しいオプションのピッカーUIも追加されました。これらの設定済みの飲み物は、iPhoneまたはiPadでアプリアイコンを長押しすることでも選択できます。

冬の暖かく乾燥した空気に吹かれていても、夏の暑い日に運動していても、水分補給を怠ってしまうのはよくあることです。WaterMinderは、水分摂取量の記録を面倒なく行えるだけでなく、記録したデータを明確に表示してくれるので、私はいつも感謝しています。Watchアプリの再設計により、Funn Mediaはすべてのプラットフォームでより統一されたエクスペリエンスを実現しました。Swift UIの採用による高速でネイティブなパフォーマンスと相まって、WaterMinder 5.1は素晴らしいアップデートであり、特にWatchアプリをまだ試したことがない方には、ぜひチェックしてみてください。

WaterMinderはApp Storeで4.99ドルで入手可能で、iPhone、iPad、Apple Watchで動作します。Mac App Store版のWaterMinderは2.99ドルで入手可能です。