
「Googleの情報筋」がAppleはGoogleマップアプリをApp Storeで承認しないと主張しているにもかかわらず、Googleは本日、iPhone向けの公式マップアプリをリリースしました。このアプリはApp Storeで公開され、こちらから無料でダウンロードできます。
AppleのiOS 6向けマップソフトウェアの失敗を受けて、GoogleがiOSデバイス向けにサードパーティ版Googleマップを準備しているという噂がありました。私たちはまだこれをテストできていませんが、アプリを正常に使用できるようになったら、MacStoriesでその感想を投稿する予定です。
iOS 6のマップは、Appleがこれまで準備してきた中でも最もスムーズなリリースとは言えませんでした。新しい地図ソフトウェアは、POIデータの精度とデータ量自体の点で顧客の期待を満たしておらず、Apple CEOのティム・クック氏は謝罪し、より良いマップ体験を提供するために「休みなく」取り組むことを約束しました。AppleはiOSに代替の地図アプリやナビゲーションアプリをインストールする方法も詳しく説明し、Webアプリ(Googleマップなど)をiOSのホーム画面にWebクリップとして保存する方法についてもウェブサイトでガイドを公開しました。さらに、App StoreにiOS向けの代替地図アプリを紹介するセクションも開設しました。
ティム・クック氏は、様々なインタビューで、マップの期待に応え、パフォーマンスとデータを向上させるために「全社を挙げて」取り組んでいると繰り返し述べました。今週、オーストラリア警察はAppleマップの使用を控えるよう警告を発しました。これに対し、Appleは一部のユーザーが「道に迷う」原因となったと思われるエラーを迅速に修正しました。
一方、iOS版マップは、GoogleにとってユーザーをAppleのソリューションから自社サービスへと誘導するチャンスです。Googleマップ自体が期待通りのサービスになるかどうかはまだ分かりませんが、Googleの最近のiOSリリース(Gmail 2.0、Google検索、YouTube、iOS版Chromeなど)を見れば、十分に満足できる製品になるはずです。
ネイティブアプリがあるにもかかわらず、GoogleはAppleマップがSiriやその他のiOSサービスと実現しているような統合を実現できないことを覚えておくことが重要です。おそらくGoogle独自のアプリ内でしか利用できなくなるでしょう。これは、Googleの改良された音声検索がSiriほどiOSと連携していないのと同じです。
GoogleマップはApp Storeで入手できます。スクリーンショットを2枚ほど下に載せておきます。
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