本日、iOSアプリ、そして近々AndroidアプリとOS Xアプリの開発者向けの新サービス「HockeyApp」がリリースされます。主な機能は、ベータ版の配布プロセスとクラッシュレポートの収集を簡素化することです。TestFlightなどの他のベータ版配布ツールやサービスと同様に、HockeyKit（iOSアプリ用）は、iOS 4.0で導入されたAppleのOTA（Over-The-Air）配布プロセスを採用しています。

しかし、HockeyAppは開発者に新しいベータビルドを簡単に配布する手段を提供するだけではありません。開発者がアプリ内から新しいベータ版についてテスターに​​自動的に通知できる機能も備えています。リリースノートの表示や、その場でアプリを即座にアップデートする機能も含まれています。開発者にとって特に重要なのは、HockeyAppがクラッシュレポートの重要なデータへのアクセスを提供し、オプションで、使用されたデバイス、iOSバージョン、言語、使用期間に関する統計情報も提供できることです。

HockeyAppは開発者向けに3つのプランを提供します。料金はそれぞれ異なりますが、月額20ドルでアプリ5個、ストレージ1GB、ユーザー100人まで利用可能です。チームメンバーとテスターは無料でご利用いただけます。開発者向けには1ヶ月間のトライアルもご用意しています。サービスのスクリーンショットは後ほどご覧ください。