音楽や連絡先などのデータをデバイス間で共有できる人気のiPhoneアプリ「Bump」が、本日アップデートされ、アプリ共有機能が追加されました。App Storeで無料でダウンロードでき、iPhoneの人気アプリにもランクインしているこのアプリは、iPhoneを他の人に「ぶつける」というシンプルなコンセプトで、様々な情報をローカルで数秒以内に共有できるというものです。

新しいアプリ共有機能を使うと、よく使うiPhoneアプリのリストを作成し、その中から友達におすすめしたいアプリを選ぶことができます。リストを作成したら、iPhoneをBumpすると、友達はiTunes Storeへの直接リンクとして、あなたが選んだアプリを受け取ります。もちろん、Bumpでは実際のアプリケーションファイルは共有されませんが、誰かと共有したい興味深いアプリがたくさんあり、アプリ名を全て記載したメールを送るのが面倒な場合には、非常に便利です。

Bumpの本当に素晴らしい点は、FacebookやTwitterアカウントに連携するアプリおすすめサービスとは異なり、あなたがシェアしているものに興味を持っていると確信している相手と、ローカルですべての処理を実行することです。おすすめに「いいね！」や「upvote」をする必要はなく、相手が興味を持ちそうなアイテムをシェアするだけで済みます。

開発者は会社のブログに次のように書いています。

これは最近最も多く寄せられた機能リクエストであり、その理由も納得できます。iTunes App Storeには30万本以上のアプリが存在するため、最適なアプリを見つけるのは非常に困難になっています。WeatherBugを見つけるためだけに、100個もの天気予報アプリをくまなく探したい人がいるでしょうか？ところで、iPhoneユーザーの間で最もよく交わされる会話は何でしょうか？「ねえ、どんな面白いアプリがあるの？」

Bumpはここから無料でダウンロードできます。