AppleはiPad 2に様々なバリエーションを提供しています。カラーはホワイトとブラック、3G対応とWi-Fiのみ、容量は16GB、32GB、64GBです。調査会社Contextによると、最も人気があるのは64GBの3G iPadだそうです。

西ヨーロッパでContextが実施した調査によると、iPad購入者の半数以上が、売上の約33%を占める64GB 3Gモデル（これも最も高価）か、売上の22%を占める16GB Wi-Fiのみのモデル（奇妙なことに最も安価なモデル）のいずれかを選ぶと回答しました。このことから、TheAppleBlogが指摘するように、消費者は「全部買うか、何も買わないか」という選択を迫られており、実際には「全部買うか」という選択をする人がさらに増えているようです。

このレポートでは、2011年第1四半期に販売されたタブレットの80%をiPadが占めていることも明らかになりました。これは先週発表されたニールセンのレポートと一致しています。しかし、これは前四半期から5%の減少であり、Androidタブレットの普及が進んだ結果です。興味深いことに、Contextのアナリストの一人は、Acer Iconiaのようなあまり知られていないAndroidタブレットが、XoomやGalaxy Tabよりも売れる可能性が高いと指摘しています。とはいえ、Contextは少なくとも年末までは、Appleがタブレット市場シェアで依然としてトップの座を維持すると確信しています。