Apple は依然としてモバイル分野で優位に立っていますが、Android が急速に勢力を伸ばしています。Appcelerator/IDC のレポートによると、開発者は iOS プラットフォームよりも Android プラットフォームの将来に対して楽観的であり、実に 72% の開発者が、将来的には多数のさまざまな接続デバイスを動かすには Android が最適であると考えています。

これは実のところかなり明白なことです。iOS は今後も Apple のデバイスにしか搭載されないことは周知の事実です。そして、Android の波に乗るメーカーがますます増えるにつれ (無料ですからね)、当然ながら Android を実行するデバイスも増えるでしょう。

もう 1 つの明らかな結果は、開発者の 85% が Android が最も「オープン」なプラットフォームであると考えており、最もオープンなプラットフォームとして Apple を選んだのはわずか 6% だったことです。

最も注目すべき結果は、OSとしての機能が最も優れている点です。Androidが56%、Appleが36%を占めています。プラットフォームの機能は、搭載されているスマートフォンによって異なるのは当然のことではないでしょうか？もし私が開発者だったら、自分のアプリが、実行される可能性のある様々なハードウェア全てで、最高のパフォーマンスで動作するかどうかが心配になるでしょう。少なくともAppleは、ハードウェアに合わせてソフトウェアを開発しているので、全てのiOSデバイスではないにしても、大多数のiOSデバイスで動作するはずです。

Android と iOS ばかり話していると、他のオペレーティング システムがあることを忘れてしまいます。

開発者はテレビアプリにも強い関心を示しており、44%がGoogle TVに「非常に興味がある」と回答。また、Appleがまだ何も発表していないにもかかわらず、40%がApple TVアプリにより興味を持っていると回答しています。IDCのモバイル＆ワイヤレス担当バイスプレジデント、スコット・エリソン氏は次のように述べています。

「アプリは、モバイル体験を一変させたように、テレビ視聴体験をも一変させる力を持っています。テレビは、没入感あふれる体験を創出し、視聴者と広告主を結びつけ、ソーシャルネットワークを統合し、オリジナル放送の視聴者数を増やすための、より効果的な新しい方法を必要としています」と彼は付け加えました。「コネクテッドTV戦略にアプリ開発者を最も効果的に統合するテレビ事業者こそが、私たちが知っているテレビ体験を一変させる可能性を秘めているのです。」

[CNNMoney経由]