AppleがShazam楽曲識別サービスを買収

AppleがShazam楽曲識別サービスを買収
AppleがShazam楽曲識別サービスを買収

TechCrunchは金曜日、Appleが音楽検索サービス兼アプリ開発会社Shazamの買収に合意したと報じた。本日、AppleはBuzzFeed Newsに対し、この買収を正式に発表した。Shazamは、iOS、watchOS、macOS向けのアプリを開発し、楽曲、テレビ番組、広告をサウンドシグネチャーから検出する技術を提供している。iOSの初期からAppleのプラットフォームに搭載されており、Siriの楽曲認識機能を支えるエンジンとなっている。

買収の金銭的条件は発表では明らかにされていないが、TechCrunchによると、AppleはShazamの買収に約4億ドルを費やしたという。ウォール・ストリート・ジャーナルの昨年の報道によると、Shazamは1日あたり約100万回のクリック数と、デジタルダウンロード売上の10%を占めている。しかし、有料音楽ダウンロードよりもストリーミングサービスの人気が高まるにつれ、Shazamの音楽販売によるアフィリエイトリンク収入は減少している。これを補うため、Shazamは広告への依存度を高めている。今回の買収により、Shazamは独立した事業として存続する必要なく、Apple Musicへのトラフィックを継続的に獲得できると予想される。

ShazamはAppleの音楽サービスに加え、Spotifyにもかなりのトラフィックを送信しています。ShazamにはAndroidアプリもあります。ShazamがApple傘下になったことで、Spotifyとの関係やAndroidアプリがどうなるのか、あるいはAppleがShazamを独立したiOSアプリとして維持する予定なのかはまだ分かりません。Siriとのより緊密な統合は、AppleがShazamの技術をGoogle Pixel 2の「Now Playing」と呼ばれる自動曲認識機能のような機能へと進化させる一つの方向性かもしれません。

Shazam に関する過去の MacStories の記事は、こちらでご覧いただけます。

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ジョンは MacStories の編集長で、2015 年にチームに加わって以来、Apple とアプリについて執筆しており、現在はフェデリコとともにサイトを運営しています。

ジョンは、アプリの世界を紹介する「AppStories」、アメリカとイタリアの文化の楽しい違いを探り、リスナーにメディアを勧める「MacStories Unwind」、奇妙なウェブと珍しいスナックを紹介する番組「Ruminate」、持ち歩くゲームを紹介する番組「NPC: Next Portable Console」の 4 つの MacStories ポッドキャストの共同司会者も務めています。