マイクロソフトは昨日、OneDrive iOSアプリをアップデートし、Office iPadアプリとのよりシームレスな連携を実現しました。OneDriveでOfficeドキュメントをタップすると、アプリ上でWord、Excel、またはPowerPointが即座に開くようになりました（Office iPadアプリがインストールされている場合）。これまでOneDriveはiOSのプレビュー機能を使ってドキュメント（.doc、.xls、.pptなど）を表示していましたが、複雑なOfficeドキュメントを適切にフォーマットすることが困難でした。この機能は、OneDriveの設定で「Officeアプリを使用する」スイッチを切り替えることで無効にできます。

OneDriveアプリのカメラロールアップロード機能も改善され、バックグラウンドアップロードがサポートされました。これにより、他のアプリに切り替えても画像のアップロードを継続できるようになりました。また、アプリのアップデートには、アップロードの信頼性向上をはじめとする様々なバグ修正も含まれています。

関連ニュースとして、Microsoftは今週初め、Office365ユーザーのストレージ容量を、ファミリープランでは1人あたり1TB、個人向けプランと大学向けプランではサブスクリプションあたり1TBに増量すると発表しました。Office365サブスクリプションをお持ちでない方向けにも、無料ストレージ容量が7GBから15GBに増量され、OneDriveのスタンドアロンストレージプランは値下げされました（100GBで月額1.99ドルから）。