数日前、Discourseのプレビューページを偶然見つけました。これは、Emilio Peláez(Cydiaで配信されているNotifiedの開発者)が開発し、Mathieu Whiteがデザインした、近日発売予定のiPhoneアプリです。ウェブサイトによると、このアプリはiPhone向けのユニークで斬新な辞書アプリを目指しているとのことです。「辞書アプリはユニークになれるのか?」とTwitterで自問しました。デジタル辞書という、一見退屈なテーマに思えるかもしれませんが、開発者はどうすれば、斬新で革新的なアプリとして捉えることができるのでしょうか?
Discourseのベータグループに参加させていただき、EmilioさんがMacStoriesでアプリについて話す機会を与えてくれました。昨夜からiPhoneでアプリを起動していますが、確かに彼らは新鮮で美しく、そしてある程度ユニークなものを作っていると感じます。さっそく少しだけお見せします。
アプリの詳細を今はあまり明かしませんが、Discourseは、まるでページと美しいタイポグラフィを備えた本物の本のように辞書の項目を読めるというコンセプトに基づいています。ボタンやダイアログボックスを使ってセクションやメニュー間を頻繁に移動する必要はなく、スワイプするだけで単語の定義が表示され、もう一度スワイプして検索ボックスに戻るだけです。設定画面の操作も同様で、簡単な操作で次のページにスワイプしてオプションを調整し、もう一度スワイプしてメイン画面に戻ることができます。
このアプリはWordnikのデータベースに基づいているようで、結果を返すにはインターネット接続が必要です。私のテストでは、3GとWi-Fiの両方で定義の取得が非常に高速でした。Discourseの最大の特徴は、巧みなナビゲーション方法はさておき、その美しいデザインです。Retinaディスプレイ上では、木目調のタブバーに美しいグリフがタップでき、鮮明な辞書ページは読んで賞賛されるのを待っています。DiscourseのUIのすべてが「私を見て!」と叫んでいるかのようです。本当に素晴らしいアプリです。
Discourseはまだ一般公開の準備が整っていません。開発チームはバグの修正とエンジンの改良に追われています。アプリがリリースされたら、MacStoriesで現在iPadとiPhoneで使用している辞書アプリ「Terminology」と比較する予定です。少なくとも最初の印象では、Discourseは機能は少ないものの、より革新的なUIスキームを備えた、よりシンプルで魅力的な代替アプリになりそうです。
Discourse の開発については、今後もお知らせしていきます。
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