USB-Cは昨年、12インチRetina MacBookで初めてMacに搭載され、今秋にはさらに多くのMacがこの新しい標準ポートを採用すると予想されています。MacBookは（物理的にも負荷の面でも）軽量なマシンですが、USB-Cが既存のハードウェアに搭載されているポートに取って代われば、MacBook Proユーザーはアダプタなしでより幅広い機能を利用できるようになるでしょう。

USB-Cで簡単に代替できるポートのリストにHDMIが加わりました。HDMI規格策定グループは本日、HDMIとUSB-Cを直接接続できるようになったと発表しました。もちろんメーカーはケーブルを製造しなければなりませんが、新しいHDMI Alt Modeによってそれが可能になります。以前は、USB-CからHDMIへの接続にはケーブル間に専用のアダプターが必要でした。

HDMI Licensing, LLCは本日、HDMIファウンダーズがUSB Type-C™仕様向けに開発したHDMIオルタネートモード（「Alt Mode」）をリリースすることを発表しました。これにより、HDMI対応ソースデバイスはUSB Type-Cコネクタを使用してHDMI対応ディスプレイに直接接続し、煩雑なプロトコルやコネクタアダプタ、ドングルを必要とせずに、シンプルなケーブル1本でネイティブHDMI信号を伝送できるようになります。

同グループはまた、USB-C の新しい HDMI Alt Mode の詳細を説明した FAQ の投稿を共有し、サポートされている次の HDMI 1.4b 機能を強調しました。

• 最大4Kの解像度
• サラウンドサウンド
• オーディオリターンチャンネル（ARC）
• 3D（4KおよびHD）
• HDMIイーサネットチャンネル（HEC）
• 消費者向け電子制御（CEC）
• Deep Color、xvColor、コンテンツタイプ
• 高帯域幅デジタルコンテンツ保護（HDCP 1.4 および HDCP 2.2）

しかし、Engadget が指摘しているように、HDR 対応の新しい Ultra HD 4K ビデオは採用されませんが、ドングルなしで Mac からディスプレイに専用の HDMI - USB-C ケーブルを接続できることは、新しい標準ポートと将来の Mac 所有者にとって朗報です。

Apple の現在の USB-C MacBook からの HDMI 出力ソリューションは、大きくて高価な USB-C AV アダプタなので、この分野は今後も改善され続けるはずです。

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