2日前、スティーブ・ジョブズ氏はクパチーノ市議会にアップルの最新プロジェクトをプレゼンした。昨年アップルがHP社から買収した98エーカーの旧キャンパスに建設予定の、宇宙船のような巨大な4階建ての新キャンパスだ。最新かつ環境に優しい技術を念頭に設計され、建物全体が曲面ガラスで覆われたこの新しい「母船」は、1万2000人の従業員を収容し、新しい講堂、研究室、オフィスなどが備え付けられる。スティーブ・ジョブズ氏がこのプロジェクトについて説明し、環境問題、エネルギー、無料Wi-Fiなどの質問に答えた際（市議会はアップルがグーグルのようにキャンパス外の全員にWi-Fiを提供するのかと質問したが、ジョブズ氏はクパチーノ市最大の納税者であることだけで市への貢献には十分だと答えた）、市議会議員たちがジョブズ氏の提案を受け入れる意向であることは明らかだったが、その場では公式発表は行われていなかった。
スティーブ・ジョブズ氏のキャンパス建設提案に対する記者会見で、クパチーノ市長のギルバート・ウォン氏は、たとえ公聴会が必要になったとしても、市議会が反対する可能性は「全くない」と述べた。しかし、ウォン氏はアップルとスティーブ・ジョブズの先見の明のある姿勢に感謝の意を表し、大規模な売上税徴収企業と交渉しなければならない際には、通常は非常に柔軟に対応してきたと認めた。アップルの新キャンパスは、すべてが順調に進めば2015年までに完成する予定だ。
休憩後の記者会見のビデオ。[TechCrunch経由]
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。