昨夜、毎年恒例のD9カンファレンスがGoogleの会長、エリック・シュミット氏へのインタビューで幕を開けました。このインタビューでは数々の興味深い事実が明らかになりましたが、中でも特に注目すべきは、Googleが「Appleとのマップおよび検索に関する契約を更新した」とシュミット氏が明らかにしたことでしょう。
マップ契約の更新は、先週お伝えした噂を裏付けるものです。AppleはiOSのマップアプリの改善を目指しているものの、その基盤となっているGoogleのサービスを置き換えることはないだろうと報じられていました。Appleが独自のマップサービスを開始するのではないかという憶測は、先月Appleが位置情報追跡に関するQ&Aを投稿したことで、クラウドソーシングによる交通情報の改善策について言及したことから始まりました。
インターネットを根本的に基盤とする新たなプラットフォーム戦争について、シュミット氏は、主にGoogle、Apple、Amazon、Facebookの4社が勢力を握っていると述べた。5位と6位(おそらくPayPalとTwitter)については議論の余地があるかもしれないが、Microsoftは含まれていないことは明らかだとシュミット氏は述べた。その理由を尋ねると、Microsoftは消費者革命を牽引しているのではなく、企業に注力しており、それを成功させているからだと彼は述べた。そして、この傾向は今後数十年にわたって続くだろうと述べた。
Chrome OSについて話している最中、シュミット氏は話が逸れ、Chromeはより安全なブラウザだと主張した。その後、ウォルト・モスバーグ氏からユーザーがセキュリティを向上させるために他に何ができるかと問われると、シュミット氏は「PCではなくMacを使う」と答え、ウイルスがユーザーに影響を与える可能性が低いという見解を示した。
Googleがクラウドミュージックサービスを開始した際、多くの人が失望しました。それは単に音楽を保存するロッカーで、直接購入する方法がないからです。Googleがレコードレーベルと契約できなかった理由を尋ねられたシュミット氏は、「単にうまくいかなかっただけです」と簡潔に答えました。最後に、ニューズ・コープの(架空の)CEO代理、ジェーン・リンチがD9カンファレンスのオープニングを語る様子を、ぜひご覧ください。リンチはデイリー・ニュースをはじめとするニューズ・コープ関連企業を痛烈に批判しています。
[AllThingsD経由]
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