ロサンゼルスオートショーは、世界最大かつ最もエキサイティングな自動車コンベンションの一つです。今年の自動車業界における数々の革新と躍進の中でも、特にユニークだったのは、メーカー各社がロサンゼルスコンベンションセンター内で観客とコミュニケーションをとる方法でした。消費者との交流に真剣に取り組む自動車メーカーは、皆Apple製品を使用していました。

多くの若い女性が iPad を手に持ち、参加者のメールアドレスを尋ねていました。Cosby Sweaters の投稿には、「貴重な顧客の連絡先情報を取得するには、もっと効率的な方法があるかもしれませんが、iPad を持っているかわいい女の子ほど楽しくて個人的なものはないでしょう」と書かれています。

タッチスクリーンディスプレイはここ数年、カーショーで人気を博しており、その技術はますます普及しています。Appleは、出展者がショールームにタッチスクリーンデバイスを効果的かつ容易に導入できるようにし、価格も比較的手頃です。iPadは車自体よりも注目を集めることが少なくありませんでした。iPad（そしてiPod Touchも同様）は、短編映画や写真ギャラリーの上映、あるいは車関連のアプリのプロモーションに利用されていました。

日産など一部の企業は、展示スペースが広すぎてiPadを置くには小さすぎるため、タッチスクリーン対応のiMacを展示スペースのあちこちに設置していました。レクサスのブースには「iデバイスの壁」まで作られていました。

Cosby Sweatersがうまく表現したように、「タッチスクリーンインターフェースやタブレットがオートショーの勝者だと言う人もいるかもしれないが、それは全くの誤りだ。他社も挑戦した。それでもAppleが優勢だった。ゼネラルモーターズのショーケースでは、GMの車種やOnStarのサービスを誇示する特大のVerizon製Androidスマートフォンがあちこちに散らばっていた。しかし、ほとんどの人はそれらを無視して通り過ぎた。なぜか？ なぜなら、現実世界には特大のAndroidスマートフォンは存在しないし、特大のボタンも機能しないはずだからだ。流行りに乗って戻ってきてくれ。」

[コスビーセーター経由]