AppleがiOS 5で導入するiPhoneとiPad向けマップアプリの新機能の開発に取り組んでいることは周知の事実ですが、Appleのウェブサイトに掲載された新しい求人情報によると、次期マップの主要バージョンでは、全く新しいユーザーインターフェースと、アプリのルック＆フィールを劇的に変えるであろう一連の「革新的な機能」に重点が置かれることが確認されたようです。Appleは過去にも他の求人情報で、ナビゲーションソフトウェアとのより緊密な統合によってマップを「次のレベル」に引き上げるエンジニアを求めていると強調していました。そのため、チームがマップ体験の向上を目指して、依然として新しいデザイナーや開発者を探しているのも不思議ではありません。

モバイルテクノロジー業界に革命をもたらし、ポストPC時代のコンピューティングのあり方を常に定義づけてきたチームで働きませんか。マップチームでは、積極的で勤勉なソフトウェアエンジニアを募集しています。採用された方は、オブジェクト指向のソフトウェア設計とプログラミングにおける優れたスキルに加え、洗練されたユーザーインターフェースの開発における実践的な経験をお持ちであることが求められます。また、Appleの比類なきヒューマンインターフェースチームと緊密に連携し、革新的な新機能を追加していくため、優れたコミュニケーションスキルも必須です。

現時点では、新バージョンのマップがiOS 5にバンドルされるかどうかは不明です。Appleは先週、今後数年以内に提供開始予定の改良された交通情報サービスに現在取り組んでいることを確認しました。しかし、過去の複数の報道では、今年後半にリリースされ、6月のWWDCでプレビュー版が公開されるiOS 5は、位置情報、マップ、その他のクラウド指向の機能に大きく依存すると示唆されていました。AppleがGoogleマップを捨て、独自のマッピングソフトウェアを活用し、新しいMobileMe / iCloudに搭載する新しいソーシャルロケーションサービスを構築するのではないかとの憶測も飛び交っていました。最近、新しいiOSマップアプリに関する憶測が飛び交っており、Appleの求人広告は、この件に関する憶測や噂をさらに増幅させるだけです。6月に改良されたマップアプリが登場しても誰も驚かないかもしれませんが、Appleが開発中の新機能のうち、どれだけが今年iOS 5でリリースされるかは不明です。[9to5mac経由]