今月初めにレビューしたRSSアプリ「Mr. Reader」は、どんどん進化を続け、iPadで利用できる最もパワフルかつエレガントなGoogle Readerクライアントを目指しています。Mr. Readerの最初のバージョンは、1.0リリースとは思えないほど機能が充実していたので、何ヶ月も愛用してきたReederなしで、毎日のワークフロー（1日に少なくとも500件以上の記事を扱うことを意味しています）でどう過ごすか試すために、ホーム画面に置こうかと考えるほどでした。Mr. Readerは完璧ではありませんでしたが（今でも完璧ではありませんが）、今後の大きな可能性を感じさせる、期待の持てるソフトウェアの1つでした。開発者はメジャーアップデートが既に開発中であると発表しており、iPadで唯一のフィードリーダーアプリとしてMr. Readerを使い続けていた私は、このアプリがもっと良くなるのだろうか、そして初期バージョンに対する私の主な不満が解決されるのかどうか、気になっていました。同期用のモーダル ウィンドウはまだ残っていますが、Mr. Reader 1.1 は全体的に大きなアップデートであり、未読フィード間の移動やアプリでの作業の完了がより快適で生産性の高いものになっています。

Mr. Reader 1.1 では、記事を「タスク」として OmniFocus や Things に送信できるようになりました。OmniFocus では、タイトルが既に入力されたタスクが作成され、記事の URL がメモに記載されます。Mr. Reader は他の iOS アプリや Web サービスと深く統合されました。アプリは iCab、Mercury、Atomic Web Browser にアイテムを転送したり、Diigo に記事を送信したりできるほか、さらに重要な点として、Readability ビューで記事を読んだりできます。記事は全画面モードで読むことができ (設定で変更できます)、Instapaper と Read It Later では確認ダイアログを削除するオプションが追加されました。また、未読リストと個別の記事の切り替えは「ピンチ」ジェスチャの実装によって改善されました。見出しをタップして記事を全画面で読み、ピンチしてメインリストに戻る機能は個人的にとても気に入っています。とても自然な感じがします。アイテムを既読としてマークする機能に関しては、「既読としてマーク」ボタンを新たにタップして長押しする操作により、1、2、3 日または 1、2 週間以上経過したアイテムを自動的に非表示にすることができます。

アプリ全体にも細かな改良がいくつか施されています。例えば、画像をカメラロールに保存できるようになったほか、設定画面が再設計され、より分かりやすいサービス設定オプションが利用可能になりました（確かに、Mr. Readerにはたくさんのサービスがあります）。縦向きの閲覧パネルは、「既読にする」ボタンを押すと自動的にスライドバックするように調整され（最初のバージョンでは少し面倒でした）、記事表示でフォントファミリーを変更できるようになりました。

上で述べたように、Mr. ReaderはiPadで最もパワフルなRSSアプリケーション、そしてサードパーティ製アプリやサービスとの連携が最も充実したアプリケーションになることは間違いありません。バージョン1.0をまだ試していない方は、ぜひこのリンクをクリックして購入ボタンをクリックしてみてください。