Dropbox は本日、公式 iOS クライアントをアップデートし、iOS 8 の共有シートを使用して任意のアプリからアカウントにファイルを保存する機能を追加しました。

App Storeで公開中のDropboxバージョン3.7では、iOSのネイティブ共有メニューで共有可能なファイルをDropboxアカウントに直接コピーできるアクション拡張機能が追加されました。この拡張機能は非常に基本的なもので、Dropboxのルートフォルダに保存したり、サブフォルダに移動したりできます。アップロード時にはモーダルダイアログに進行状況バーが表示され、アップロードが完了すると自動的に閉じられます。

最初のテストでは、Outlook、Appleのフォトアプリ、Documents 5、PDF Expertからファイルを正常に保存できました。この拡張機能は、画像、PDF文書、圧縮アーカイブ、音声ファイルなど、私がテストした様々なファイル形式に対応していました。

Dropboxアプリに接続されたネイティブ拡張機能のおかげで、基本的なアップロード作業において、サードパーティ製アプリでDropboxアカウントを使って手動で認証する必要性がほぼなくなります。このアクション拡張機能はiOSの共有シートがあればどこでも利用できるため、Dropboxは実質的にiOSにネイティブに組み込まれたユニバーサルな「Dropboxに保存」機能を作成したと言えるでしょう。開発者は拡張機能をサポートすることでこの機能を「無料で」利用できます。

Dropboxは以前、iOSクライアントにドキュメントピッカーを追加し、アプリ内のファイルやフォルダを、本日更新されたOfficeなどのiOS上の他のアプリに公開できるようにしました。新しいアクション拡張機能を備えたDropbox 3.7は、App Storeで入手可能です。