iOS向け公式IFTTTクライアントが本日バージョン2.0にアップデートされ、iPadアプリとiOS通知用の新しいチャンネルが追加されました。これにより、IFTTTレシピとの連携が可能になります。多くのサードパーティ製アプリやサービスをサポートする人気のWeb自動化サービスであるIFTTTは、2013年7月に連絡先、リマインダー、写真機能のネイティブ統合機能を備えたiPhoneアプリをリリースし、初めてiOSに登場しました。

最初のレビューで書いたように、IFTTT はアプリに組み込まれたネイティブ統合により、iOS に異なる種類の自動化をもたらしました。

IFTTTは、URLスキームやブックマークレットを必要とせず、ネイティブデータを利用してサービス間を接続する、iOSに新たな種類の自動化をもたらします。iPhoneで追加または変更された写真、連絡先、リマインダーを監視する革新的なアプローチですが、日常のウェブ自動化タスクにIFTTTを既に活用しているユーザーには馴染みのある機能でしょう。私は当分の間Mac miniから離れるつもりはありませんが、IFTTTのおかげで写真共有ワークフローが高速化しました。コミュニティレシピと新機能の両面で、このアプリがどのように進化していくのか、今後楽しみです。特にiOS 7での将来性には期待しています。アプリのバックグラウンド更新システムの範囲が広がる可能性があるからです。

IFTTTバージョン2.0では、アプリの初期画面が刷新され、人気レシピと厳選されたコレクションのギャラリーが追加されました。ユーザーが試行錯誤を繰り返すことなく、IFTTTの機能を分かりやすく説明できるよう、アプリには「自然愛好家のためのレシピ」や「ニューヨークのレシピ」といった最近リリースされたコレクションが追加されました。これらのコレクションには、ニューヨークの天気予報を受け取ったり、FoursquareのチェックインをGoogleカレンダーに追加したり、Googleドライブのドキュメントに旅行を記録したりするレシピが含まれています。

IFTTTの強みは、トリガーとチャンネルに基づいた幅広い組み合わせにあります。コレクションは、関連するレシピを整理し、よりユーザーフレンドリーなプレゼンテーションを実現するのに役立ちます。刷新されたメイン画面には、「おすすめレシピ」「人気レシピ」「トレンド」「最近追加されたレシピ」のセクションも追加され、IFTTTの柔軟性をより深く理解するのに役立ちます。

iPadアプリは、フルスクリーンレイアウトと複数のパネルで大きなディスプレイを活用していますが、iOS版IFTTTの基本的な機能は変わりません。アプリは、写真、位置情報、リマインダーといったiOSのネイティブ機能と連携でき、バージョン2.0では通知機能も利用できます。IFTTTで作成されたレシピは、iPhoneまたはiPadにプッシュ通知を送信できるようになりました。以前は、IFTTTはテキストメッセージとメールで通知を送信していましたが、iOSネイティブ通知は、サービスによってバックグラウンドで実行されるレシピの通知において、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。

IFTTTは11月にアップデートされ、リマインダーや写真との連携を強化しました。また、12月には位置情報監視機能を導入し、位置情報の変化に基づいてレシピをトリガーできるようになりました。本日、特定のエリアで撮影された新しい写真をチェックする新しいトリガーが追加されました。これは、既存の写真トリガーと位置情報トリガーを基盤とし、より詳細なフィルターを実現する機能です。

IFTTTは、通常は相互に通信できないWebサービスとiOS機能を連携させる貴重なサービスを継続的に提供し、使いやすく強力なiOSアプリにより、Web自動化の負担をさらに軽減します。IFTTT 2.0はApp Storeで入手可能です。