私は毎日Facebookに大きく依存するようなユーザーではありませんが、良いFacebookアプリはすぐに見分けられます。毎週何百枚も写真をアップロードし、世界で最も混雑したソーシャルネットワークに何でもかんでも投稿するような人間ではありませんが、それでも時々Facebookプラットフォームと連携するiOSアプリを試してみるのは構いません。Mac App Storeのリリースに伴い、Mac用のFacebookアプリが登場することを期待していました。新しいアプリや、これまでに見たことのないソフトウェアが登場するでしょう。結局のところ、Mac App Storeのようなプラットフォームは、Facebookという別のプラットフォームに依存している平均的なユーザーのためにあるように思えます。

DropBookはi-NOVATIONが開発し、Mac App Storeで2.99ドルでリリースされた新しいアプリです。一見シンプルなFacebookアップローダーのように見えますが、実際には豊富な機能を備えており、ユーザーは数クリックで簡単にこれらの機能にアクセスできます。

DropBookはMacのメニューバーとデスクトップの両方に半透明のアイコンとして表示されます。メニューバーからFacebookアカウントにログイン・ログアウトできますが、この初期バージョンでは複数アカウントはサポートされていません。また、このドロップダウンメニューから、ポップアップウィンドウを開いて定期的なステータスアップデートを書き込み、Facebookに送信したり、iTunesで再生中の音楽情報を取得したりすることもできます。DropBookは、こうしたステータスアップデートに音楽関連のUnicode文字を付加しますが、幸いなことに、これらは削除可能です。Macの内蔵カメラで画像をキャプチャしてアップロードすることもできます。

ただし、ほとんどの機能はデスクトップにある小さな半透明のFacebookアイコンの中にあります。このアイコンをダブルクリックすると、いつもの「新規投稿」ウィンドウが開きますが、一番楽しいのは、そこに何かをドラッグし始める時です。iPhotoやFinderから画像、リンク、さらには複数の写真を一度にドラッグすることもできます。DropBookは独自のFacebookアルバムを作成し、すぐに写真をアップロードできます。テキストとリンクは、どのアプリやウェブブラウザからでもドラッグできます。DropBookがテキスト、画像、そして元のソースへのリンクを貼り付けてくれます。

現在Mac App Storeにある他の多くのアプリと同様に、DropBookの「一つのことに集中し、それを完璧にこなす」というアプローチは気に入っています。デスクトップにさりげなく置かれたFacebookフォルダというコンセプトも気に入っていますが、アイコンを小さくするオプションがあればもっと嬉しいです。とにかく、現状ではストアで2.99ドルで購入できるDropBookは、邪魔にならずに仕事をこなしてくれる便利なユーティリティです。ぜひお試しください。