Squareは、誰にとっても外出先で簡単に決済できる、新しい決済方法です。個人でも法人でも、iPhone、Android、Blackberry、そして近日中にiPadでも10秒以内で決済が可能です。

Square のサイトでアカウントを作成し、アプリをデバイスにロードしたら、外出して人に料金を請求する準備が整います。

支払いのプロセスは超シンプルです。ベータ版を初めてインストールした時は、もっと法律的な難解な話が山ほどあると思っていましたが、全くそんなことはありませんでした！銀行口座のルーティング番号をオンラインで入力するだけで、あとは完了です。実際の支払いは、レジを使うのとほとんど同じです。請求金額を入力し、オプションでメモや販売商品の写真を添え、Squareデバイスで相手のカードをスワイプするだけです。この操作は、本当にハマるんです！期限切れのMasterCardを、遊びで何度スワイプしたか数え切れません。

クレジットカードまたはデビットカードをスワイプすると、店員は指でサインし、チップを追加するオプションが表示されます。チップは、金額のパーセンテージ、または1ドルや2ドルなどの定額で設定できます。販売者は、パーセンテージまたは金額での設定を変更できます。また、店員は領収書をメールで送ることもできます。どこでも手に入る、白地に黒で印刷された、それほど美しくない普通の領収書と比べると、この領収書は美しいものです。

上のレシートからわかるように、Squareは毎回の支払いの一部を慈善団体に寄付しています。この場合は、1セントがcharity:waterに寄付されました。また、Sightglass Coffeeでの5回目の購入であることと、購入場所のGoogleマップが表示されていることを確認できます。

販売者として、アプリ以外に必要なものはたった一つ。それはSquareデバイスです。デバイス自体は、25セント硬貨を5枚重ねたくらいの大きさです。つまり、とても小さいのです。Squareはオーディオジャックに接続するので、複数のデバイスやOSに対応しており、異なるデバイスごとに別途購入する必要はありません。正しくスワイプすれば、95%の確率で正しく、はっきりと読み取られます。

現在、Squareはプライベートベータ版です。Squareの共同創業者であるトリスタン・オティアニー氏（@tristan）は、Squareアプリケーション（iPhone版）が夏までにApp Storeで公開され、その頃にはデバイスも一般公開されると予測しています。デバイスの価格はまだ発表されていませんが、安価なものになる予定です。

Squareの欠点は2つだけです。人々はクレジットカードやデビットカードの使い道に非常に気を遣っており、クレジットカードで支払いをするためにスマートフォンを取り出すと、懐疑的に見られる可能性があります。また、このデバイスはオーディオジャックを使用するため、Squareを接続するとスピーカーが使用できなくなります。これはSquare側の責任ではありません。iPhone OSは何が接続されているかを認識する方法がないため、ヘッドフォン/イヤフォンであると想定します。また、Squareは通話もブロックするため、デバイスを接続したまま電話に出ると、相手の声が聞こえなくなりますが、これもOSの問題です。そのため、Squareユーザーになる予定がある場合は、支払いの時のみSquareを接続することをお勧めします。

Squareは、企業にとっても一般の人々にとっても、決済の未来です。私の見解では、Squareの最も一般的な利用方法は、友人への送金、Craigslistでの様々な商品の販売、似顔絵や屋台での食べ物などの路上販売などになるでしょう。しかし、Squareが爆発的に成長し、次の大きなトレンドとなることは間違いありません。

Square の詳細については、同社の Web サイトhttp://squareup.comを参照するか、以下の紹介ビデオをご覧ください。