Nintendo Switch Onlineのユーティリティは、サービス開始以来、主にSwitch対応ゲームでボイスチャットやその他のオンライン機能を開始することに限られていました。バージョン2.0でもその機能は変わりませんが、アプリは再設計され、いくつかの便利な新機能が追加されています。

新しいデザインでは、画面が上部にスクロールするフレンドリスト、オンラインサービスに対応した所有ゲームのサムネイル（「あつまれ どうぶつの森」「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」「スプラトゥーン2」など）、そしてアプリのボイスチャット機能に分かれています。シンプルで見栄えの良いデザインですが、ボイスチャットを使用していない時は余白が多すぎて、アプリの機能がいかに少ないかが目立ちます。

フレンドの列には、現在オンラインの人と「ベストフレンド」としてマークした人が表示されます。ベストフレンドになると、その人のMiiアバターがフレンドリストの先頭に固定されます。Miiをタップすると、オンラインの人が何をプレイしているか、最後にオンラインになった時刻が表示されます。ゲーム固有のサムネイルは、各ゲームのサービスのランチャーとして機能し、ボイスチャットは、Switchでボイスチャットに対応したモードでゲームを開始した場合にのみ有効になります。

アプリの設定でフレンドコードをコピーできるようになったのは、ちょっとした嬉しい機能です。以前は、フレンドコードを誰かに送りたい場合、Switchを手に取ってプロフィールを開き、手動でコピーする必要がありました。個人的には、フレンドコードを共有する頻度がかなり減っていたので、この変更は嬉しいです。

Nintendo Switch Onlineがアップデートされたのは喜ばしいことですが、これほど控えめな機能追加を含むバージョン2.0に到達するのに5年もかかったことを考えると、少し残念です。とはいえ、今回のアップデートは確かに改善されており、任天堂がSwitch体験を向上させるために、アプリにさらなる時間と労力を投入する用意があることの表れだと期待しています。

Nintendo Switch OnlineはApp Storeで無料アップデートとして入手できます。