HTML5がついにその可能性を発揮し始めました。SublimeVideoとSketchpadについては既にご紹介しました。どちらも未来の素晴らしい例です。今日のデモは他のデモほど魅力的ではないかもしれませんが、Web上での情報の見方に真の革命をもたらす可能性があるため、ご紹介する価値はあります。このデモがどれくらい古いのか、開発者がまだ開発を続けているのかどうかは分かりませんが、どこにも参考になる情報を見つけられなかったので、ここでご紹介することにしました。

Cartagenというツールで、シンプルなスタイルシートを使って地図を作成できます。公式サイトからいくつか引用させていただきます。

「Cartagen（http://cartagen.org）は、ネイティブ HTML 5 で地図をレンダリングするためのベクターベースのクライアント側フレームワークです。JavaScript で記述されており、新しい Canvas 要素を使用して、OpenStreetMap を含むさまざまなソースからマッピング データを読み込みます。

地図は、地理空間情報用のカスケーディングスタイルシート仕様であるGeographic Style Sheets（GSS）を使用してスタイル設定されています。これは、CSSのリテラシーを活用して、地図のスタイル設定をより使いやすくするものです。しかし、GSSはスクリプト言語でもあるため、Cartagenはマッピングに最適なフレームワークとなっています。

Cartagen は、ライブ データ ストリームに基づいて変化するマップを表示できます。

また、タイルベースのシステムでは現状では効率が悪いOpenStreetMapデータ（作成者情報や時間データなど）のレンダリングも実現可能です。シンプルながらも便利な例として、CartagenはOpenStreetMapのライブデータを表示できます。つまり、閲覧者はサーバーにレンダリング負荷をかけることなく、リアルタイムで編集内容を確認できます。

基本的に、地理情報をサポートし、HTML5で地図をレンダリングするスタイルシートに基づいています。地図はライブストリーム（ニュース、最新情報など、思いつく限りのあらゆるもの）に合わせて変化し、ユーザーは地図とインタラクションできます。さあ、座って想像力を自由に羽ばたかせてください。大きな可能性、信頼性、そして主要なデスクトップおよびモバイルブラウザのサポートが待っています。非常に期待が持てますが、近いうちにもっと良いものを発見するでしょう。それが進歩の素晴らしさです。

カルタゲンウィキ

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