Googleは昨日、Photo Sphereカメラツールの無料iPhoneアプリをリリースしました。Photo Sphereは2012年10月にAndroid 4.2の機能としてリリースされ、ユーザーが独自のパノラマ写真を作成し、Googleマップにアップロードできるようになりました。新しいiPhoneアプリは、このAndroidのオリジナル機能を移植したもので、iPhone（4S以降）で独自の「Photo Sphere」を撮影できます。残念ながら、このアプリでは他の人が撮影したPhoto Sphere写真を閲覧することはできません。自分で作成した写真とサンプル2枚のみ閲覧可能です。

これは、以前からiPhoneアプリがリリースされているMicrosoftのPhotosynthを彷彿とさせます。Photosynthには、静止画をカメラロールに保存したり、インタラクティブなPhotosynth（非公開設定も可能）を共有したりできるという利点もあります。一方、Google Photo Sphereを共有したい場合は、Googleマップに公開するしかありません。ただし、私のテストでは、Photo Sphereの方が若干品質の良いパノラマ写真が作成できたという利点もありました。

最後に、Google Photo Sphere コミュニティと Photosynth Web サイトへのリンクを貼らないのは不本意です。どちらも、一見の価値がある素晴らしいパノラマ写真が掲載されています。