昨日の決算説明会で、Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、GoogleとAndroidがiOSやApp Storeと競合するプラットフォームであるという点について、5分間にわたり熱弁をふるった。ジョブズ氏自身の言葉を借りれば、「オープン」と「クローズ」は、より「統合」と「断片化」に近い。ジョブズ氏はGoogleのオープン性の主張を信じておらず、その理論を裏付ける数字も持っている。

GoogleやAndroidチームがジョブズ氏の発言を無視するとは考えにくいでしょう。Google CEOのエリック・シュミット氏から数週間（あるいは数日）以内に何らかの公式回答が出るのではないかと予想していますが、TechCrunchが報じたように、Androidの最高責任者であるアンディ・ルービン氏が今朝、初のツイートを投稿しました。このアカウントは公式アカウントであることが確認されており、フォロワーを急速に増やしています。このツイートは、Androidのオープン性についてオタク風に解説しているに過ぎません。

open の定義: “mkdir android ; cd android ; repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git ; repo sync ; make”

GitとRepoのこと？ほとんどのユーザーはこれについて何も知らないが、Androidをいじくり回す人は知っている。つまり、AndroidというOSにおけるGoogleの問題点はここにあるのかもしれない（プラットフォームの問題は別の話だ）。彼らはオタクを満足させることに終始し、Appleほど「一般ユーザー」を気にかけていないのだ。Android OSは多くの人から「いじくり回す」のが好きな「オタク向け」のOSと見なされている。

ルービンは確かに皮肉を言っていて、もちろん彼のフォロワーであるギーク集団（そしてブログにたどり着くことでインターネットギーク全体）をターゲットにしていたのでしょうが、彼の最初のツイートにはそれ以上の何かがあったように思います。もしかしたら意図していなかったのかもしれませんが、Googleはオープンであることよりも、いじくり回すことを重視しているという説を裏付けました。

そしてキャリアのブロートウェア。