Distimoが本日発表した最新レポートでは、過去1年間のモバイルゲームのトレンドの変化が強調されています。モバイルゲームの価格は過去1年間で2.01ドルから1.44ドルへと28%下落しました。Apple App Storeの「ゲーム」カテゴリは最も人気のあるカテゴリでもあり、無料アプリ上位300のうち56%がゲームです。

モバイルゲームではアプリ内課金が主流であり、特に無料ゲームでは35%が何らかの仮想通貨でアプリを収益化しています。しかし、過去1年間で「無料」ゲームとそのアプリ内課金による収益は10倍に増加しました。初期費用のみを請求するゲームの収益シェアは、App Storeゲームの収益全体のわずか27%を占めるに過ぎません。一方で、上位10社のパブリッシャーが収益シェアの56%を占め、圧倒的なシェアを占めています。興味深いのは、アンドレアス・イリガー（Tiny Wingsのクリエイター）がトップ10パブリッシャーのリストに名を連ね、セガやゲームロフトといった他のパブリッシャーを上回っていることです。

各アプリストアのカタログにおけるゲームの割合を比較したところ、iPhone App Storeが1位、iPad App Storeが2位でした。続いて、BlackBerry PlayBook、WP7 Marketplace、Palm App Catalogue、NokiaのOvi Store、Android Market、GetJar、そしてBlackBerry App Worldが続きました。アプリストアにおけるゲームの成長率で見ると、iPhone App StoreとGetJarのみがゲームの成長率で上回っており、その他のアプリストアでは、他のアプリケーションの成長率が上回っていました。