Twitterは先週、iOS向けのビジネス向け分析アプリ「Engage」を発表しました。Twitterは本日、ビジネス向けの無料iOSアカウント管理アプリ「Twitter Dashboard」（米国のみ）を発表し、新機能と新製品のリリースを継続しました。このアプリはウェブからもアクセス可能です。Dashboardは、特に中小企業のニーズに応えるように設計されています。Twitter Small Business Blogによると、

ダッシュボードは、あらゆる業務を一元的に管理できるツールです。ビジネスオーナーは、自社のビジネスに関する発言内容を明確に把握し、ツイートのスケジュール設定や、ツイートのパフォーマンスに関する分析情報を得ることができます。

ダッシュボードは、公式Twitterクライアントを使ったことがある人なら誰でも馴染みのある機能ですが、いくつか興味深い違いがあります。「ホーム」タブは、タイムラインではなく「あなたについて」というビューがデフォルトで表示されます。「あなたについて」には、メンション、返信、アカウント名を使ったツイート、ダッシュボードに表示させたいキーワードを追加したツイートなどが含まれます。「ホーム」ビュー内の2つ目のタブからタイムラインにアクセスできます。

ダッシュボードには、「アナリティクス」と「作成」という2つの独自のタブがあります。「アナリティクス」にはEngageが提供する情報の一部が含まれますが、Engageよりも概要形式で表示されます。「作成」はBufferなどのサービスと同じ機能を持ち、ツイートのスケジュール設定や複数の下書き保存が可能です。

過去にTwitterアカウント管理ツールをご利用いただいたことがある方なら、Dashboardに含まれるツールに革新的な機能はないことに気付くでしょう。しかし、これらのツールがすべて1か所に集約され、ビジネスに関するユーザーの発言に焦点を当てたデザインになっている点がメリットです。これにより、ビジネスオーナーはTwitter上で自社のビジネスに関するユーザーの発言をモニタリングし、Twitterでビジネスを宣伝しやすくなります。