
iOSデバイスだけで家中のすべてをコントロールできたら、どれほど素晴らしいでしょうか? iPhoneアプリを使ってエスプレッソマシンを遠隔操作したり、iPadからライブウェブカメラ映像を通してすべての窓を閉めたりできたら、とずっと夢見てきました。確かに、セキュリティや信頼性といった点において、現在のホームオートメーション技術はまだ完全には対応できていない、とんでもない未来の話です。しかし、デンバーに拠点を置き、10年にわたる通信・住宅サービス事業の経験を持つSolstice Multimediaに聞いてみてください。彼らは、自宅をiPadで操作するフル機能のシステムに変えることは十分可能だと考えています。なんと、2台のiPadが組み込まれた3,400平方フィート(約330平方メートル)のモデルハウスを71万8000ドルで販売しているのです。なるほど。
モデルハウス本体の価格はさておき、iOSベースのシステムは2台のiPadを必要とし、その費用は約5,000ドルです。オプションのオーディオ、ビデオ、セキュリティ機器を追加すると60,000ドルになります。かなりの機器ですよね? なるほど。システムの「頭脳」は家の「機械室」に内蔵されており、2台のiPadはWi-Fiで接続されていますが、3台目のデバイスを使えば、壁のスクリーンに触れることなくすべてを操作できます。つまり、iPadがエンジンで、機械部品が照明、電動ブラインド、カメラなどの操作を担当するということです。デンバー・ポスト紙は次のように報じています。
ローンツリーのヘリテージヒルズにあるオーバールック地区のモデルハウスには、照明、電動シェード、音楽およびテレビシステム、ベビーモニター、閉回路カメラなど、家中のあらゆる電子システムを制御できる 2 台の iPad が組み込まれています。
「iPadの登場でエントリーレベルの価格が大幅に下がりました。以前は8インチの壁埋め込み型タッチスクリーンは3,000ドル以上もしたからです」とデザーレイジ氏は語る。「今では500ドルのiPadでも、壁埋め込み型タッチパネルと同等の機能のほとんどを利用できるのです。」
AppleがiHomeをすぐにリリースすることはないと思うので、iPhoneやiPadを使ってリビングルームを自動化したいなら、今が最高のチャンスかもしれません。Solstice Multimediaのウェブサイトをご覧ください。[via Cult of Mac]
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