3月にInstagalleryがリリースされて以来、iPad向けのInstagramクライアントはあまり登場していない。Instagramの通常の利用体験を、ポストカード印刷やスクリーンセーバーなどの機能で強化することを目的としたiPhone接続アプリケーション、Mac、Webツールがプラットフォーム上で爆発的に増えている一方で、iPadは9.7インチ画面で快適に写真ストリームを閲覧できる究極のサードパーティ製Instagramアプリの開発競争で取り残されているように感じる。NextRootの新しいアプリ、Instamapは、おそらくiPadでこれまでに見た中でInstagram APIを最も巧妙かつシンプルに活用している。App Storeで1.99ドルで入手できるInstamapでは、写真のアップロードはできないが、場所別に写真を閲覧できる便利な地図関連の機能を備えている。例えば、パリで撮影されたInstagramの写真を見たいときは、検索ボックスに「パリ、フランス」と入力して、Goをクリックするだけだ。 Instamapでは、新しい写真が地図上にスタック表示されます（マップビューを選択した場合）。または、シンプルな（アニメーション付きの）写真グリッドが表示され、タップして写真を眺めたり、いいねやコメントを付けたりできます。同様に、サイドバーの「サブスクリプション」セクションでは、タグを入力して特定のキーワードに関連する写真を閲覧できます。これは、場所ではなくコンテキストで写真を並べ替えたい場合に便利です。これらのサブスクリプションはいつでも削除したり更新したりできます。グリッドデザインは美しく、アニメーションも非常に洗練されています。

サイドバーの一番下には、Instamapの自分のストリームや、現在サービス上で人気の写真にアクセスできる機能があります。私はヴィンテージの子猫の写真や他人の食事の写真には興味がないので、普段は「人気」タブは避けていますが、Instamap内で自分のフィードを確認できる機能は本当に嬉しいです。ネイティブアップロード機能があればさらに便利になるでしょう。また、今後のアップデートで、より多くの写真を読み込み、「シャッフル」するボタンが追加されることを期待しています。

Instamapは1.99ドルで、iPadで快適に使えるエレガントで軽量なInstagramクライアントです。タグや位置情報で写真をグループ化できるのも便利です。アプリはこちらから入手できます。