Omni Groupは、OmniOutliner 1.2でカルーセルを廃止し、Pagesによく似た新しい書類ブラウザを採用しました。アウトラインをより広範囲に見渡せるようになった新しいファイルブラウザでは、数十もの書類をスクロールして確認する際に、一つ一つ確認する手間が省けます。新しいファイルブラウザではフォルダの作成やクラウドへの同期はできませんが、従来のWebDAVとiDiskのオンラインストレージ機能は引き続き利用可能です。

新しいファイルブラウザには、アウトラインを整理するための新しい機能がいくつか追加されました。書類はタイトルや作成日順に並べられるほか、テンプレートを使った作業、アウトラインの削除、アウトラインの複製などの新しいオプションが数多く追加されました。OmniOutliner に付属していたオリジナルのテンプレートは、新しいプロジェクトのベースとして使用したい場合はいつでも安全に削除したり復元したりできます。テンプレート選択機能の導入によって、最終的には独自のテンプレートを作成できるようになることを期待しています。編集ボタンを使用するか、ブラウザでアウトラインを長押しするだけで、複数のアウトラインを選択し、同時に複製または削除できます。これにより、メモ書きや不要なリストを削除するのが簡単になります。Ben Brooks 氏が指摘するように、書類ブラウザは大幅に改善されたアップデートですが、Mac 版の OmniOutliner との iCloud 同期があれば、ユーザは本当に満足するでしょう。

OmniOutliner 1.2では、全く新しい書類ブラウザに加え、オリジナルのアイコン（とても気に入っていました）が変更され、OmniOutlinerがよりプロフェッショナルな印象を与えるようになりました。このアイコン変更は、The Omni GroupのすべてのiOSアプリケーションのブランド変更の一環であり、最終的には各iOSアプリに独自のカラーとダイアグラムが採用される予定です。

OmniOutlinerは、MacStoriesでのストーリーの準備、予算管理、ウィッシュリストの管理、そして様々なアイテムの進捗管理に役立つ、幅広い機能を備えたアウトラインツールです。19.99ドルと高価ではありますが、Omni Groupの他の製品と連携し、iPad用アウトラインツールの決定版として唯一無二の強力なアプリです。OmniOutliner for iPadページでデモビデオをご覧いただき、App Storeからダウンロードしてください。