AppleのiTunes部門責任者を務めていたエディ・キュー氏が、本日、インターネットソフトウェア＆サービス担当シニアバイスプレジデントに昇進しました。ティム・クックCEOは今朝、Appleの従業員に対しこの昇進を発表し、「Appleは世界でも類を見ない企業であり、文化を持っています。エディ氏のようなリーダーはそれを理解しています」と述べました。クックCEOはメールで、Appleオンラインストア、iTunes Store、App Store、iBookstoreといった製品やサービスの成功におけるキュー氏の貢献についても言及しました。

キュー氏は今後、数週間以内に開始予定のiCloudを含む、これらすべてのオンラインストアとサービスを統括する役割を担います。以前はスティーブ・ジョブズ直属のアンディ・ミラー氏が担当していたiAdsも、今後はキュー氏の管理下に入ります。今回の昇進により、キュー氏はAppleの経営幹部チームの一員となり、最近CEOに就任したティム・クック氏に直接報告することになります。

AppleはApple Bioページを更新し、エディ・キュー氏を追加しました。9to5 Macが入手したティム・クック氏がApple従業員に送ったメールは以下の通りです。

親愛なるチームの皆様、

エディ・キューがインターネットソフトウェア＆サービス担当シニアバイスプレジデントに昇進したことを発表いたします。エディは私にレポートし、Appleの経営幹部チームの一員となります。エディは、iTunes Store、革新的なApp Store、iBookstoreといった業界をリードするAppleのコンテンツストアに加え、iAdとAppleの革新的なiCloudサービスを統括します。彼はAppleで22年間のキャリアを持ち、素晴らしい人材で構成される大規模な組織を率いています。1998年のAppleオンラインストア、2003年のiTunes Music Store、そして2008年のApp Storeの創設において、主要な役割を果たしました。

Appleは世界でも類を見ない企業であり、文化も持っています。エディのようなリーダーはそれを理解しています。Appleは彼らの血に流れています。エディと経営幹部チーム全員は、お客様に喜んでいただき、従業員が自分の仕事に誇りを持てるような、世界最高の製品を作ることに全力を注いでいます。この意義深く、当然の昇進を、ぜひ一緒にお祝いしましょう。私は長年にわたりエディと仕事をしてきましたが、今後さらに緊密に協力できることを楽しみにしています。

ティム

[9to5 Mac、SplatF経由]