ReaddleのPDF Expertは、iPadでPDF文書を収集、閲覧、注釈付けできる私のお気に入りのアプリです。ここ数ヶ月のアップデートのおかげで、署名やテキストメモのサポートに加え、iPhone版iBooksの強力な代替アプリにもなっています。本日リリースされた3.0メジャーアップデートでは、既存のiPadユーザーに無料で提供されるPDF Expertのユーザーインターフェースが刷新され、注釈、メモ、画面上での図形描画、蛍光ペンのための新しいツールバーが追加されました。また、文書内のページ単位で操作し、コピー、エクスポート、ドラッグ＆ドロップでの移動ができる「ページマネージャー」も追加されました。

iPad版PDF Expertの新しいツールバーは、「×」ボタンをタップするだけで簡単に閉じられるので、文書を読んでいる間ずっとツールバーを見る必要はありません。同様に、上部のツールバー（ナビゲーションボタン、新しい「最近使った項目」メニュー、検索、ブックマーク、共有オプションを含む）の編集アイコンを1回タップすると、注釈ツールバーが再び表示されます。テキストを手動でハイライト表示したり、ハイライト、下線、取り消し線などの自動ツールを使用したり、図形、メモ、署名を追加したり、様々な色のフリーハンド蛍光ペンから選択したりできます。変更はいつでも元に戻すことができ、数百ページにわたる注釈付き文書をナビゲートする際に、目立った速度低下は感じられませんでした。

新しいツールバーはすっきりとしていて控えめですが、新しいページマネージャーによってさらに使いやすくなりました。ページボタンをタップするだけで、ドキュメントの全ページをライブプレビュー（サムネイルに注釈やハイライトを含む）で俯瞰的に見ることができます。既存のページの間に空白ページを追加したり、ページを選択して移動したり、複数のページを選択して並べ替えたり、回転したり、メールで送信したり、PDF Expertのメインセクションで新規ドキュメントとして抽出したりすることも可能です。ライブプレビューはiPad 2で高速に更新され、「抽出」機能はドキュメントの特定のページに集中する必要がある場合に非常に便利です。

PDF Expert 3.0は、デザインと使いやすさの両方を向上させた素晴らしいアップデートです。アプリ内蔵のアップデートガイドで確認できる「ちょっとしたお宝」もいくつか追加されています。iPad版PDF ExpertはApp Storeで9.99ドルで入手可能です。