iPhone と Apple Watch の健康情報については、それほど興味はありません。Apple Watch に表示される指標や測定値をチラッと見るのは楽しいですが、iPhone のヘルスケア アプリは通常使用しません。

主な理由は2つあります。ヘルスケアアプリがかなり雑然としていることと、ヘルスケアアプリが本当に必要のない情報を表示することがよくあることです。「Less is more（少ないほど豊か）」なアプローチを望みます。

HealthViewはまさにそれを実現します。アプリ全体に情報が散在するのではなく、表示したい情報、表示方法、表示タイミングをユーザーが自由に選択できます。Appleのヘルスケアほど充実しているわけではありませんが、HealthViewの方がニーズに合っているかもしれません。

データを選択する

iPhoneに内蔵されているトラッキング機能とサードパーティ製アクセサリから得られる機能の中には、健康ダッシュボードに表示したいデータ、そして場合によっては表示したくないデータがあるかもしれません。HealthViewの設定は、2つの簡単なステップに分かれています。

アプリを初めて起動すると、HealthViewはどのような指標を含めるか尋ねてきます。オプションをスクロールしてスイッチを切り替えることで、興味のあるものを選択できます。私は歩数、距離、消費カロリー、スタンド時間、上昇階数、睡眠時間、心拍数を選択しました。Healthは様々なサードパーティ製アプリと連携しているので、水分補給量、カフェイン、さらにはNike Fuelの測定も簡単に行えます。

選択が完了すると、HealthView は Health からこのデータをインポートしてもよいか確認します。すべてのカテゴリをオンにするのは簡単ですが、以前に選択した内容を一つずつ確認したい場合は、それも可能です。

健康状態を確認する

HealthViewですぐに印象に残ったのは、Appleのヘルスケアアプリよりもはるかに見やすい表示方法だということです。このアプリはデータをリスト表示と目標表示の2つの形式で表示します。リスト表示は数値表示が中心で、数字と棒グラフで生のデータが目の前に表示されます。一方、目標表示はアクティビティアプリのようなグリフやリング表示が中心です。私は主に目標表示を使っています。視覚的に魅力的で、データをスクロールする必要もありません。

より大きな棒グラフや目標の進捗状況など、より詳細な情報は、指標をタップすることで確認できます。このようにデータをタップするだけで表示できるという仕組みは、本当に気に入っています。必要な時にだけ詳細な情報にアクセスでき、しかも、実際にはそれほど頻繁には必要ないことが分かりました。

アクティビティページの上部には、異なる期間を切り替えるためのメニューバーがあります。おそらくほとんどの時間を日次表示で過ごすことになるでしょうが、週、月、年の概要を確認するオプションもあります。

Apple Watch用HeathView

HealthViewは、コンプリケーションとスタンドアロンアプリを通じてApple Watch上で動作します。コンプリケーションは、ウォッチフェイスに応じて選択したデータを表示します。例えば、私の「シンプル」ウォッチフェイスの右下のコンプリケーションスロットには、歩数計が表示されています。これを変更するには、iPhoneのHealthViewの設定に移動してください。

Apple Watch用のHealthViewアプリは、iPhone版のHealthViewアプリとほぼ同じ機能を備えており、事前に選択した一連の情報を一目で分かりやすく、かつ詳細に表示します。Apple Watchに表示される内容は設定で設定でき、表示する指標の長いリストから選択できます。

HealthView for iPhoneは3D Touchに対応しているため、データセットをピークしたりポップしたりして、アプリ内を素早く移動できます。ピーク機能は非常に便利で、必要な情報だけを表示しながらも、画面を乱雑にすることはありません。

HealthViewには、1日の計測値を3つ選択して表示できる便利なウィジェットも用意されています。私はデフォルト設定（歩数、距離、消費カロリー）のままにしていますが、好みに合わせて完全にカスタマイズできます。

結論

標準のヘルスケアアプリの複雑さにうんざりしている人にとって、HealthViewは素晴らしい代替アプリです。データをカスタマイズしたり、歩数を確認したり、必要に応じて詳細情報を確認したりできる機能が気に入っています。

私としては、ヘルスケアアプリが好きな人でもHealthViewを試してみる価値があると思います。今のところ、乗り換えによるデメリットは特に感じていません。Apple Watchでも使えるので、いつでも健康に関するデータをもっと詳しく把握できます。

HealthView を試してみたい方は、App Store で 1.99 ドル (iPhone のみ) で入手できます。