結局のところ、Macユーザーや開発者は、AppleがiPhone OSのみに注力しているのではないかと心配する必要はありません。Appleが今年のWWDCで開催されるApple Design Awards(ADA)からMac部門を削除したことで、スティーブ・ジョブズがiPhoneとiPadのみに注力し、Macを永遠に置き去りにしてしまうのではないかと懸念する声もありました。Ars Technicaは、 Macアプリケーション向けの独自のDesign Awardsを立ち上げました。
Flickery for Macの開発者である Matthias Gansrigler 氏が、WWDC での ADA に関して Steve Jobs と交わした電子メールのやり取りのコピーを送ってくれました。
元のメッセージ:
ジョブズ様
私の名前は Matthias、flickery ( www.flickeryapp.com ) の開発者です。
AppleがMacのデザイン賞を廃止したのには何か特別な理由があるのでしょうか?将来的に再開する予定はありますか?
あなたとあなたの会社がこれまで成し遂げてきた素晴らしい仕事に心から感謝いたします。
ウィーンからのご挨拶
マティアス・ガンスリグラー
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ジョブズの反応:
今年は主に(ただし、限定的ではありませんが)iPhone OSに注力します。来年はMacに重点を置くかもしれません。これは通常のサイクルです。特に隠された意味はありません。
つまり、これは単なる通常のサイクルであり、AppleがMacを放棄するのではないかと心配する必要はありません。スティーブはそう言っているのです。しかし、私が注目したのは「もしかしたら来年」という部分です。スティーブがメールに返信する際、特に著名な開発者に返信する場合、その返信がどこかに掲載されることを彼は知っています。私の推測では、数週間前にジョン・グルーバーも予測していたように、WWDC 2011で何らかの形でMac OS X 10.7が登場することを「公に」伝えるために、このようなメールを待っていたのではないかと思います。
AppleはMac開発者とMacを愛しています。来年の展開が楽しみです。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。