App StoreからVLCが削除されてしまったことを残念に思い、削除される前に購入できなかったという方は、Movie Playerという興味深い代替アプリを先週試してみました。ポータブル動画再生のニーズに応えるアプリとして、ぜひ検討してみてください。このアプリはiPhoneとiPadで共通で、価格は2.99ドルです。インターフェースデザインとアニメーションも優れています。何よりも、Movie Playerはハードドライブに保存されているほぼすべてのビデオ形式を再生でき、iTunes経由で同期できます。

サポートされているフォーマットは膨大で、divx、avi、flv、mov、wmv、mpg、mpeg、mpeg1、mpeg2、mpeg4、mp4、m4v、mpv、vob、ts、ogv、ogm、mkv、dv、asf、3gp、m2p、m2ts、m2v、gxf、wm などが含まれます。アプリは avi、mkv、mp4、mov ファイルでテスト済みです。

私のテストでは、このアプリはほとんどのフォーマットをスムーズに再生し、2GBのファイルも2～3秒で起動しました。なお、Movie PlayerはiOS 4.3ベータ版で動作させていますが、これはまだ公式サポートされていません。iTunesのファイルマネージャーと同期した、.srt形式の字幕が付いた大容量の動画でのみ、再生速度の低下が見られました。アプリは字幕を認識しましたが、サムネイルは生成されず、動画内でスクラバーを動かすのも少し遅かったです。しかし、その他の機能はiPadとiPhone 4の新しいOS上で問題なく動作しました。

ムービープレーヤーでは、プレイリストを作成して動画を中断することなく連続して視聴できるため、テレビ番組やビデオポッドキャストに非常に便利です。特に気に入ったのは、ムービーの開閉時にカーテンのようなアニメーションが表示される点です。

ムービープレーヤーは確かにその役割を果たします。追加機能はそれほど多くありませんが、再生はスムーズです。App Storeで2.99ドルで購入できるので、ぜひお試しください。スクリーンショットは下記をご覧ください。