5月のGoogle I/Oでは、FaceTime風のビデオ通話アプリ「Duo」とインスタントメッセージクライアント「Allo」という2つの関連モバイル製品が発表されました。Googleは本日、iOSおよびAndroidユーザー向けにDuoの全世界展開を開始しました。Duoは現在米国のApp Storeで入手可能で、Googleのブログによると、今後数日以内に他の国でも利用可能になる予定です。私はまだGoogle Duoを使い始めたばかりですが、発売日にいくつか問題があったものの、Google I/Oのステージ上での約束を果たしているようです。

Duoは1対1の通話に限定されており、電話番号に紐付けられています。そのため、FaceTimeとは異なり、Duoはスマートフォン以外では利用できません。ただし、DuoはiOSとAndroidに対応しているため、どちらのプラットフォームでも通話が可能です。

Duoの設定と使い始めは非常に簡単です。電話番号を確認し、連絡先とカメラへのアクセスを許可するだけです。アプリは起動時に前面カメラのライブビューを表示します。通話を開始するためのボタンと、最後に通話した連絡先を表示するボタンがあります。設定は画面右上にあるおなじみの3つの点から行えます。Googleによると、ビデオの品質はネットワーク接続の品質に応じて自動的に調整されます。

Duoの最もユニークな機能は「ノックノック」です。これは、通話相手側で着信音が鳴ると、自分のビデオストリームを相手に表示します。私が短時間テストしたところ、ノックノック機能は宣伝通りの動作をしましたが、気に入らない場合は設定でオフにすることができます。

Duoはまだ数回しか使っていません。Wi-Fiが強い時は宣伝通り使えましたが、その後の通話は失敗しました。おそらく世界中の人が同時にDuoを試しているからでしょう。Googleのインフラを考えると、接続の問題は時間とともに解消されると思います。

Google Duo は App Store から無料でダウンロードできます。

休憩後にGoogleのプロモーションビデオをご覧いただけます。