マイクロソフト、弱視コミュニティ向けiPhoneアプリ「Seeing AI」をリリース

マイクロソフト、弱視コミュニティ向けiPhoneアプリ「Seeing AI」をリリース
マイクロソフト、弱視コミュニティ向けiPhoneアプリ「Seeing AI」をリリース

本日、MicrosoftはiPhone専用の新アプリ「Seeing AI」を発表しました。このアプリは、視覚障がい者の方々のためのツールとして設計されています。iPhoneのカメラとAIを活用し、Seeing AIは視覚的な世界を音声に変換します。周囲のものにカメラを向けると、アプリがその世界を簡潔かつ分かりやすく解説します。

ユーザーの観点から見ると、このアプリは非常に使いやすく、Seeing AIが周囲の空間を描写し始める前に必要な操作はほとんどありません。人物を識別したい場合は、まずサイドバーメニューの「顔認識」オプションから認識可能な人物として設定します。それ以外の場合は、物体の識別を開始するには、5つの異なるカテゴリ(アプリでは「チャンネル」と呼ばれます)のいずれかを選択して、識別する必要がある物体の種類をアプリに理解させるだけです。現在利用可能な5つのカテゴリは次のとおりです。

  • 短いテキスト
  • 書類
  • 製品
  • シーン(現在は「ベータ」タグ付き)

マイクロソフトによれば、通貨のカテゴリーが間もなく導入され、アプリがさまざまな額面の現金をインテリジェントに識別できるようになるという。

このアプリを実際に試してみたところ、物体の識別能力は完璧とは程遠いものの、全体的にしっかりとした仕事をこなしています。アプリの基盤となる技術はまだ実験段階であり、まだまだ発展途上かもしれませんが、現状のアプリでできることは、まだまだ骨組みと言えるほどです。書類を識別する際には、Seeing AIが音声ガイドでキャプチャプロセスを案内し、書類全体を画面に表示できるようにサポートします。商品のバーコードをスキャンすると、場合によっては商品名だけでなく、詳細情報も表示されます。さらに、人物をスキャンしている場合は、その人の感情状態を視覚的に推測することも可能です。操作は非常にシンプルでありながら、奥深い体験を提供してくれる、素晴らしいアプリです。

Seeing AI をまだ購入していない方でも、試してみる価値のある魅力的な製品です。しかも完全に無料です。App Store からダウンロードできます。

Microsoft は、アプリの機能すべてをわかりやすく紹介する短い紹介ビデオを下記に埋め込んでいます。

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