iPadが発売されると、GoodReaderは飛ぶように売れました。iPadユーザーが新しいデバイスでPDF文書を読める数少ないアプリの一つで、価格は0.99ドルでした。実際、今でもその値段です。GoodReaderは機能が満載で、「快適な」UIとユーザーエクスペリエンスを重視するアプリとしては、少々多すぎるかもしれません。数週間にわたって、人々はGoodReaderを使わざるを得ませんでした。他に良い選択肢がなかったのです。

ついにAppleはPDF対応のiBooksを発売し、興味深いサードパーティ製の新しいリーダーがいくつか市場に登場しました。例えば、 Fast PDFは私がiPad（とiPhone）にドキュメントを転送して読むためにずっと使ってきたアプリです。

Folioは iPhone と iPad にユニバーサルに使用でき、ドキュメントをインポートして読み、整理するためのデフォルトの選択肢となることを目指しています。

このアプリはエレガントで高速です。ウェブ（内蔵ブラウザ経由）、iDisk、Dropboxからドキュメントをインポートできます。特にDropboxは素晴らしいです。レビュー用にPDFファイルをDropboxにいくつか保存し、アプリに認証情報を入力すれば準備完了です。ダウンロードもかなり速く、ダウンロードが完了すると背景に美しいサムネイルがスライド表示されました。素晴らしいタッチです。

メイン画面からドキュメントをスワイプすると、選択したドキュメントがハイライト表示されます。操作感はスムーズです。では、実際のドキュメント、特に大きなサイズのドキュメントはどうでしょうか？いつものように、テスト用のPDF（20MB以上）をインポートし、Folioでの動作を確認してみました。驚くべきことに、FolioはFast PDFとほぼ同等の速度です。Fast PDFが最高のレンダリングエンジンを搭載していることは周知の事実です。スクロールもスムーズで、テキストを選択してコピーしたり、ブックマークを追加したり（優れたUI）、ドキュメント全体から単語を検索したりできます。スワイプしたくない場合は、側面を親指でタップして操作することもできます。スマートな実装です。

何よりも、Folioはミニマルでエレガント、そしてiPhoneとiPadの両方で動作します。強力なエンジンを搭載したシンプルなアプリで、PDFを高速にレンダリングします。ドキュメントをインポートし、連絡先と共有したい場合はメールで送信したり、削除したり、さらにインポートしたりできます。Folioは本来の機能を果たし、信頼性も抜群です。

App Store で4.99 ドルで入手可能です。

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