とにかく、LittleSnapperについてはもう触れません。いや、実は触れたんです。状況を説明させてください。LittleSnapperはiPhone版もリリースされていて、個人的には良いアプリでした。確かにMac版とは大きく異なっていました（主にAppleのSDKの制限によるものですが）。しかし、全体としては写真やウェブスナップを撮ってEmberにアップロードできる非常に優れたユーティリティでした。最終的にRealmacはLittleSnapperの開発を中止し、Mac OS X開発に専念することになりました。そして、LSアプリ全体をBitBQに売却しました。BitBQは旧アプリケーションをEmberで動作するように完全移植する作業を開始しました。

このアプリは現在AppStoreで公開されており、Cinderと呼ばれています。期間限定で無料です。数週間前からCinderをテストしていますが、LittleSnapperの後継として価値があるかどうかは、ぜひこの記事を読んでみてください。

当時iPhone版LittleSnapperを使っていた方は、このレビューは飛ばして構いません。BitBQはオンラインプラットフォームのサポート以外、特に変更を加えていないからです。アプリは機能もインターフェースも全く同じです。初回起動時にはアカウント画面が表示され、アクティブなEmberアカウントの認証情報を入力する必要があります。認証プロセスは迅速で、その後は「アカウント」セクションで追加したすべてのアカウントを確認できます。Cinderのホーム画面は革のようなデザインで、アカウント、Ember、写真の撮影、ウェブページのスナップ、フォトアルバムの5つのアイコンが並んだホイールがあります。これらのオプションはどれも説明がなくてもわかるものですが、少し説明しておく価値はあります。写真の撮影とフォトアルバムは、基本的にカメラ／カメラロールを起動して写真を撮影するか、既存の写真から選択します。一方、ウェブページのスナップは内蔵のウェブビューを開き、任意のURLにアクセスしてページをスナップできます。さらに、最後にスナップしたページを記憶してくれるなど、基本的な履歴機能も備えています。素晴らしいですね。

写真を撮影するか、アルバムから写真を選んだら、編集画面が表示されます。新しいタイトル、評価、説明、タグを入力できます。「共有」ボタンを押すと、写真はEmberに直接送信されます。さらに、アップロードした画像のURLをメールやTwitterで共有することもできます。CinderがサポートするTwitterクライアントにリンクを送信するだけです。（そう、Tweetieもリストに載っています！）

Cinderは確かに動作しますが、古いアプリの粗削りな移植版に過ぎないという事実をどうしても指摘せざるを得ません。新機能はなく、Emberの拡張サポートもありません（自分のコレクションにアップロードすることはできませんが、タグと説明を追加することはできます）。UIの調整もありません。まさに、皆さんが覚えているLittleSnapperそのものなのです。

もしよろしければ、App Storeで無料公開中の Cinder を今すぐダウンロードしてください。そうでなければ、より優れた Ember クライアントが登場するまで待つべきです。