
OS X Lionの最初の開発者向けプレビューが公開されてから数ヶ月後に初めて発見された「Find My Mac」は、「Find My iPhone」に続く新サービスとして、ユーザーが自分のコンピュータの位置を特定し、iOSデバイスで既に可能なようにリモートでロックやデータ消去を行い、さらにはLionのマルチユーザーアクセス機能を使って制御することさえ可能になると噂されていました。WWDCで発表されたiCloud統合機能を備えたLion Developer Preview 4が昨夜リリースされたことを受け、9to5macは「Find My Mac」のいくつかの側面を詳細に報じています。どうやら「Find My Mac」はiOS版と全く同じように動作し、紛失したMacや接続されたMacをロックしたりデータ消去したりできるようです。
設定は非常に簡単です。興味深いことに、AppleはゲストユーザーがSafariを使えるように設定しています。これは、Macが自分の所在地(IPアドレス)を特定し、接続できるようにするための仕組みです。
紛失した Mac に接続すると、Mac で「サウンドまたはメッセージを再生」したり、「リモートロック」または「リモートワイプ」を実行できるようになります。
Safariとの統合は、Macをインターネットに強制接続するための巧妙な解決策のように思えますが、この機能が実際にどのように機能するのかは興味深いところです。iOS側では、標準の「iPhoneを探す」アプリで通常の「リモート」や「サウンド再生」機能などすべてが機能するようです。Mac版やWeb版の「Macを探す」アプリも提供されると仮定すると、この新しいオプションは非常に強力でユーザーフレンドリーなものになりそうです。Backblazeが最近発表した盗難Macの位置特定機能や、Hiddenなどのツールの成功事例を考慮すると、Appleが(無料の?)「Macを探す」を競合他社にどう対抗させていくのか、興味深いところです。
上のスクリーンショットから判断すると、「Find my Mac」はiCloudサービスになるようですが、Appleは旧MobileMeの同期・プッシュ機能、OTA購入、iTunes in the Cloud以外の機能については公式発表していません。「Find my Mac」は、Lionがリリースされる7月か、iCloudが一般公開される予定の秋に登場する可能性があります。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。