[編集者注：Game Dayは、MacStoriesでiOSゲームを紹介する新しい週刊シリーズです。毎週土曜日に、週末のちょっとした楽しみにぴったりの、定番ゲームや注目のゲームを1つずつご紹介します。]

優れたiOSゲームの多くは、iOSデバイスのハードウェアに抵抗するものではありません。むしろ、タッチインターフェースの制約を受け入れ、シンプルなタッチインタラクションモデルに基づいた楽しいゲームに焦点を当てています。タッチは特にパズルゲームに適しており、私のお気に入りの一つはTriada Studio GamesのShadowmaticです。

Shadowmaticは新作ではありませんが、エディターズチョイス、2015年ベスト、Apple Design Awardを受賞したこのゲームは、今年初めにアプリ内課金モデルを廃止し、追加パズルを追加したことで、改めて注目する価値があります。Shadowmaticでは、タッチ操作で回転できる1～3個の3Dオブジェクトがプレイヤーに表示されます。3Dオブジェクトは壁に影を落とします。パズルを解くには、オブジェクトを正しい位置に回転させるだけで、影が動物、家庭用品、または他の認識可能なものに変化します。

Shadowmaticは、1つのオブジェクトだけを扱うシンプルなパズルを連続して解くことで、その仕組みをスムーズに理解できるように工夫されています。2つ目のオブジェクトが登場すると、状況はさらに複雑になります。各オブジェクトを個別に回転できるだけでなく、互いの関係性に基づいて回転させることもできます。オブジェクトの切り替えは、画面左下のボタンをタップすることで行えます。同じボタンをタップしたままスワイプすると、オブジェクト同士を相対的に回転させることができます。

画面下部には5つのインジケーターライトがあり、MacのDockにあるアプリアイコンの下にあるドットを少し思い出させます。ライトは1つずつ点灯し、パズルの完成にどれだけ近づいているかを示します。ヒントも利用できます。以前はヒントはゲームをプレイするかアプリ内購入で獲得できましたが、今年初めにアプリ内購入システムは廃止されました。代わりに、ゲーム開始時に一定数のヒントポイントが付与され、レベルをクリアするごとにポイントを獲得できます。ヒントポイントは通貨のような役割を果たし、ヒントを使用するたびに減っていきます。

Shadowmaticは最近30レベルを追加し、合計100レベルとなりました。Shadowmaticの特徴の一つは、その素晴らしいグラフィックです。回転させるオブジェクトが非常に精細に描かれているだけでなく、パズルを解く部屋も美しく、ゲームの雰囲気を盛り上げています。また、Shadowmaticは視差効果を採用しており、タッチ操作のみの場合よりも、あらゆるものがより生き生きと滑らかに見えます。さらに、各部屋ごとに異なる、メロウでトリッピーなサウンドトラックが流れます。

Shadowmaticは、長い一日の終わりにゆったりとくつろぎながらプレイできる、私にとって最高のゲームです。ストレスも緊張感もありません。むしろ、ビジュアルと音楽、そして難解なパズルを解くための集中力と相まって、Shadowmaticはリラックスしながらもやりがいのあるゲームになっています。同時に、空いた時間に自分のペースでプレイできるのも魅力です。

ShadowmaticはApp Storeで0.99ドルで入手可能です。サウンドトラックはiTunesで9.99ドルで購入でき、Apple Musicでもストリーミング配信されています。