Appleはジョージア州の立法府と協議し、公立学校で教科書の代替としてiPadを導入する計画を進めています。考えてみてください。iPadがあれば、生徒全員の教科書を1台のデバイスに保存できるのに比べ、学校システムは教科書代を大幅に節約できるのです。毎日、教科書バッグがどれだけ軽くなるか想像してみてください。NFLのコーチ陣はiPadでMaddenをやりすぎているに違いありません。ダラスのNFLコーチ陣も、紙のプレイブックをiPadに置き換えることを検討しているのですから。

アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙によると、Appleはジョージア州に素晴らしい提案をしているという。生徒1人あたり年間500ドルで、ジョージア州の中学校の生徒全員にiPad、Wi-Fiネットワークのインストール、教科書の設置、アップグレードの対応、そして教師への使用方法の研修を提供するという。まさにwin-winの関係と言えるだろう。しかし、下院歳出委員会の副委員長であるトム・ディクソン議員はこの案に難色を示し、「少しでも前進させるには、多くの準備作業が必要です。私たちの予算がどんなものかはご存じでしょう」と付け加えた。「私たちは新しいお金の使い方を探しているのではなく、新しい節約方法を探しているのです。ですから、すぐに飛びつくようなものではありません」。彼らは何よりも変化を恐れているように聞こえるが、生徒がiPadに与えるかもしれない損害や、データ損失の可能性も考慮しているのだろう。

ダラス・カウボーイズの技術責任者、ピート・ウォルシュ氏はCNETに対し、NFLのいくつかのチームが紙のプレイブックをiPadに置き換えることを検討していると語った。これにより、各チームは試合ごとに5000ページ（！）もの印刷コストを節約できる可能性がある。しかし、ウォルシュ氏が懸念しているのはセキュリティだ。NFLがiPadを導入する上で、これが最大の懸念事項のようだ。コーチの口の動きを読み取る代わりに、ハッカーがデバイスからプレイブックのファイルを盗み出す可能性がある。そうなれば、まさに不公平なアドバンテージとなる。NFLでは誰もがルールを守ってプレーしていると思っていたのに？はは。

iPadの人気が高まるにつれ、近い将来、電子機器の代替品が増えるでしょう。こうしたことに飛びつきたがる人は多いですが、リスクや初期投資は常につきものです。いずれにせよ、テクノロジーの世界に生きるのは刺激的な時代です！特に学生、NFLの従業員、あるいはAppleオタクならなおさらです。

[Macworld経由]