先週、Mac クライアントの再設計が発表され（詳細はこちら）、昨日パブリック ベータ版としてリリースされたのに続き、Evernote は本日、iOS 版アプリのメジャー アップデートを「近日公開」すると発表しました。

Mac版「Evernote 5」と同じく、iOS版Evernoteは、iPhoneとiPadでノート、ノートブック、タグを閲覧するための全く新しいインターフェースを提供します。セクションを「スタック」形式で表示するインターフェースを採用し、わずか2回のタップで表示を切り替える新しいナビゲーションを実装しました。iPadの大画面では、画面上部に「最近のノート」のスクロールメニューを配置することで、異なるノートブックやタグのノートを素早く切り替えられるようになりました。

このアップデートは、新しいMacアプリから多くの機能を借用しているようです。場所別にノートを閲覧できるアトラスビュー、再設計されたタグとノートブックビュー、カード、フィルター、そしてEvernote 5 for Macベータ版を彷彿とさせる並べ替えオプションなどが追加されています。iOSアプリでは、新規ノートまたはフォトノートを作成するための3つのショートカットが画面上部に大きく配置されています。フォトノートは、iPhoneのカメラで写真を撮影し、自動的に新規ノートとして保存する機能です。iOSアプリでもノートやノートブックのショートカットを作成できるかどうかは不明ですが、ショートカットはEvernote 5 for Macの新機能であり、個人的にはiOSアプリにも搭載してほしい機能です。

長年にわたり、モバイルデバイスにおけるEvernoteの利用方法について多くのことを学びました。重要なのはスピードです。ノートを作成するときも、ノートを閲覧するときも、すべてが素早く実行される必要があります。また、アプリは好みの整理方法に簡単に対応している必要があります。タグ付けをする人なら、タグは最前面に表示されなければなりません。すべてをノートブックに保存するなら、それらにすぐにアクセスできる必要があります。

Evernoteユーザーとして、iOS向けの新しいEvernoteアプリを試すのを楽しみにしています。それまでの間、こちらのEvernoteのブログ記事と下記の公式プロモーションビデオをご覧ください。