iPhone 4Sは今週後半、10月14日（金）に正式発売されますが、どうやら誰かが一足早くiPhone 4Sを入手し、初期ブラウザベンチマークとiOS設定アプリのSiriの設定パネルを示す動画をオンラインに投稿したようです。設定 -> 一般にあるSiriの設定には、アシスタントの言語設定（オーストラリア、イギリス、アメリカでは英語、フランス語とドイツ語）と、「音声フィードバック」と「マイ情報」の2つのメニューがあります。動画では、これらの2つのオプションをそれぞれ「常に」と「なし」に設定できることが示されています。興味深いことに、英語対応国のリストにカナダが含まれていないため、今週iPhone 4Sが発売された際にSiriが「正式に」英語をサポートするかどうか疑問視されています（カナダは発売国であり、Siriは様々なアクセントをかなり正確に認識しているようです）。リストの最後は「Raise to Speak」です。これは、iPhoneを耳に当てるだけでSiriに話しかけることができるオプションです。あるいは、ホームボタンを長押しして Siri を起動することもできます。

MacRumorsも指摘しているように、Sunspiderベンチマークでは2222.1msのスコアと89567のBrowserMarkスコアが示されています。iOS 5を搭載したA4チップ搭載のiPhone 4は、BrowserMarkで44856のスコアを記録すると予想されており、動画ではiPhone 4Sが旧世代のiPhoneの2倍の速度を誇っています。iPhone 4SはA5チップを搭載しており、パフォーマンスが向上し、グラフィックスも高速化しています。

iPhone 4Sは10月14日（金）に7カ国で発売予定で、発売開始24時間で予約注文が100万件を超えました。下の動画に映っている人物がどのようにしてiPhone 4Sを早期に入手したのかは不明ですが、キャリアの設定でChina Unicom（中国聯通）となっていることから、中国製と思われます。